中国地方の初詣で有名なお寺、神社って?

中国地方の初詣で有名なお寺、神社って?

中国地方の初詣、まず挙げたいのは「厳島神社」。
平安時代の寝殿造りの粋を極めた建築美で知られる日本屈指の名社です。
厳島神社のある厳島は「安芸の宮島」と呼ばれ、満潮時に海中に没するつくりはまるで竜宮城を模したかのようで、日本三景の一つとなっています。
創建は593年、土地の有力豪族であった佐伯鞍職が神託を受けたことに由来。
平安時代末期には平家一族の崇敬を受け、平清盛が社殿を造営したことは、NHK大河ドラマでも放映されていますね。
その後、二度の火災で全てを焼失し、現在残る社殿は1243年以降に造営されたもの。
社殿をはじめ回廊や舞台はすべて国宝で、世界文化遺産にも登録されています。
中国地方で忘れてはならない神社がもう一つ、出雲大社です。
出雲大社の始まりは紀元前4年の出雲神宮の造営で、659年に出雲臣叡屋が厳神之宮を修造したとされています。
現在の本殿は1744年に建立されたものですが、白木を用いた日本で一番古い神社建築様式です。
境内には、国宝の本殿や拝殿、摂社8社、末社3社、文庫、宝庫、彰古館などが建ち並び、神楽殿にある長さ13m、周囲9m、重さ5tのしめ縄の大きさは日本一。
主祭神は縁結びの神様とされている大国主(オオクニヌシ)大神で、恋愛成就を求め、多くの人が参拝に訪れます。
広島護国神社も中国地方では有名な神社です。
1868年に戊辰戦争に従軍して戦死した広島藩士を祀るために水草霊社が建立されたのが始まり。
その後、原爆で焼失し、昭和31年現在の広島城跡に再建されました。
祭神は第二次世界大戦までの広島県西部(旧安芸国)出身の英霊のほか、原子爆弾投下で犠牲になった勤労奉仕中の動員学徒や女子挺身隊などを含め約9万2千柱です。

中国地方ではもっとも多くの人が初詣に訪れる神社で、広島東洋カープが必勝祈願のため、チームで参拝することでも知られています。